監視カメラの監視をリニューアル


今設置しているSV3Cの監視カメラの管理コンソールがAdobe Flashで出来ているため、サポート切れ後にアクセスしても画像の確認が取れなくなってしまいました。また、そもそも新規に追加購入したHeimVision HM311がクラウドサービスを契約しないと検知や通知すら使えなくなるという駄目仕様な状況で、抜本的に解決しないと駄目な状況まできてしまいました。

設定画面などは生きているから、設定作業は利用出来るけど、このままでは意味がないため、ネットでググって調べてみました。

すると、webカメラのプロトコルでRTSP(Real Time Streaming Protocol)を利用することで、標準的なビューワを利用して監視が可能とのことだったので、監視環境を入れ替えることにしました。
今回の私の環境はあくまでもNAS(Synology)を利用することが前提条件なので、SynologyのNASを持っていないと構築出来ないです。ただ、観るだけで良いならば他の手もあるけど、それだと意味が無いんですよね。Synologyのアプリを利用することで以下が可能になります。(カメラ自体の固有設定は、今まで通りwebでアクセスするか、その指定アプリを利用する必要があります)

・検知とアラート通知
・検知と保存
・リアルタイム監視
・アラートスケジュール

監視を行う上で必要な要件を満たすことが可能になります。特に検知した後のデータ保存をNAS側へ保存できるようになるのが大きいですね。SDカードにも単体で保存できますが、監視カメラごと奪われるとデータが無いということになるので、後で確認出来るうえでも外部ストレージへ保管出来るようになるのは大きいです。

早速、Synologyの設定を実施することにしました。

まずは、Synologyの監視画面から、パッケージのインストールを実施します。パッケージ名は「Surveillance Station」です。

インストールが完了すると設定画面が表示されます。本アプリは独立して動作するので、エイリアス名をとアクセスする別ポートを指定します。で、自分の環境に合わせてデータ保存する容量などを指定してインストールを実施します。

また、これとは別にWindows用のソフトをインストールします。ブラウザベースよりも使い勝手が良いので、「synology_surveillance_station_client-1.0.1-0189_x64.exe」もインストールします。

インストールが完了したら起動します。ログインは、Synologyのアカウントになります。起動するとヘルプ画面がデフォルトで表示されますが、私は面倒なんで感覚で設定作業します。

まずは設置したwebカメラを登録します。画面左上のメニューアイコンをクリックして「IPカメラ」をクリックします。未登録なんで何も表示されていないので、上部の「追加」→「カメラの追加」をクリックします。そうすると設定画面が表示されるので、以下のように設定して「テスト接続」をクリックして正し接続できるかを確認します。パスは機種ごとにIP以降の名称が異なると思うので調べる必要があります。

[情報]
・名前 → 好きな名前を入力
・メーカー → ユーザ定義
・タイプ → ストリーミング-RTSP
・パス
 → 192.168.x.x:8001/0/av0 ・・・ heimvision
 → 192.168.x.x:554/11 ・・・ SV3C


で、後問題になるのがHeimVision HM311のようにDHCPでしかIPアドレスを割り振れない機器があることです。我が家はnuro光なんでFT660Tのルータなんだけど、一応、固定DHCP割り当て機能があるけど、設定しても機能しなくてとても困りました。仕方が無いので家用ということもあって、割り当てたリース期間を無限(-1)に設定することで回避することにしました。これで割り当てられたIPアドレスが変わることが無くなりました。はずです・・・

IPカメラで設定すべき項目としては以下が必要かな。設定したら「保存」するのを忘れずに。

[録画設定]
■録画
・イベント前後の録画時間(秒) → 好みで
・ファイルを保持する(日) → 好みで
・アーカイブフォルダをいかに限定する(GB) → 好みで
・アーカイブフォルダー名をカスタマイズする → 好みで
・録画ストレージ → surveillanceをインストールしたボリュームを選択
■スケジュール
個人的には動作検出で全て埋めました
■詳細
分毎にビデオを切り捨て → 好みで
メモリ不足または時間切れになった時 → 古いアーカイブを削除

[ライブビュー設定]
■ストリーミング
・ライブビュー → 高品質
・モバイル → バランス
■詳細
・ビデオバッファーを有効化(秒) → 1(推奨)

[イベントの検出]
・一時的なモーションを無視 → 好みで
・検出範囲 → 運用に合わせて画像を確認して範囲設定

カメラの設定が完了したら、これらの環境設定ように「Eマップ」を設定します。必要が無ければスキップしても問題ないです。うちは住宅設計時の上からみた俯瞰図があったんで、それを利用して作成しました。

リストタブから「追加」をクリックし、名前を付けて画像をアップロードします。となりのチェックマークは好みで。うちは全てにチェックしました。
画像を追加後、左側のツリーに追加したカメラ一覧が表示されているので、ドラッグ&ドロップで右側の画像上にカメラを配置します。カメラをダブルクリックすると方向を調整できるので45℃単位でしか動かせないので、この辺りは雰囲気で。

上記が完了したら「OK」ボタンをクリックして保存します。

次もカメラを複数設置しなければ設定は必要ないです。ライブビューに設定する時に、カメラグループでパトロールモードで表示するように設定すると、1枠内で指定時間を切り替えてくれて表示してくれるように設定することも可能になります。
今回、そのモードは利用しないけど、一応、グルーピングしておくことにしました。

メニューから「カメラグループ」をクリック。カメラグループ名を適当に好みで入力。その後、下側にカメラ名が表示されているので、選択して右側ボタンをクリックして含めるカメラにいれます。

設定したら「保存」ボタンをクリックします。

ここまできてやっと、ライブビューの設定が出来ます。メニューから「ライブビュー」を起動します。画面左側にあるメニューから「レイアウト」→「管理」をクリック。すると以下の設定画面が表示されます。

デフォルトでautoというのがあるけど、これは使わないで自分で追加します。今回、我が家ではガレージ用なのでガレージと名前を入力。
Eマップを「自宅」を選択しています。

で、ビュー画面の構成を決めていきますが、悩んで4画面にしました。カメラが2台なんで微妙ではあるんだけど、巡回モードで切り替えてというのも最初は考えたんだけど、やっぱり、常に表示させておきたいということで決めています。
なので、画面の中から4画面に分割されたアイコンをクリックして選択。

次に、どの枠に何を見せるかを決めます。この辺りは好みで設定します。とりあえず、左側のツリーからカメラから上下にそれぞれドラッグ&ドロップして割り当てします。で、Eマップを右上に割り当てしました。この辺りは必須ではないので、お好みですね。最初、カメラの割り当て方が分からず悩みましたが、ドラッグ&ドロップで割り当てするとは思いつくまで結構悩みました。。。

割り当てが完了したら「保存」ボタンをクリックします。これによりライブビュー画面に割り当てた画像が表示されているはず。以下はパソコン上で見た時になります。(既にガレージカメラNo2を位置替えしなおした物になっています)

で、表示が出来ることを確認したら、今、取り付けているNo2のカメラの場所を買えることにしました。なるべく死角を減らす為、ガレージの反対側上部に取り付けし直すことにしました。
取り付け時の位置決めやアングル決めする上で役にたつのが「DS cam」になります。iPadとiPhoneにそれぞれインストールしました。ライブビューの設定情報はあくまでもSynology NAS側で管理されているため、ログインするだけで先ほどまでごにょごにょして設定した通りでライブビューを確認することが出来ます。

早速、カメラを取り外します。こんな感じでiPadで画像を確認しながら作業を実施します。HeimVision HM311の設置において、WiFiで接続するんだけど、アンテナがカッチリと付いていないと通信が非常に弱弱しい感じになります。最初、iPadを持ってウロウロとして確認したんだけど、かなり遅延して映るんで、どうしたもんかな~と色々と弄ったら、アンテナがちゃんと取り付けられていなかったんですよね。
それでもWiFiだとFPSもデータ転送レートも低いこともあって、PLCアダプター(Power Line Communications)でも導入してみようか・・と本気で考え始める良いきっかけとなりました。ただ、これも改善するかどうかはやってみないと分からないんですよね。まあ、ネットワークの安定化も今後の課題ですね。

iPadで画角を確認しつつカメラを固定しました。ケーブルの長さがギリギリでした・・・
変に延長とかしなくて済んで良かった~

電源周りの取り回しも変更しました。ケーブルタップを付けて分岐出来るようにして邪魔にならないように、ライトの上部に乗っけました。本当はケーブルマネージャでケーブルを隠したいんだけど、ケーブルが固くて真っ直ぐにならないので、夏頃に白いケーブル隠しを購入して綺麗にしようと思います。

今後、カメラを追加する時はRTSP(Real Time Streaming Protocol)に対応していることを確認して購入する必要がありますね。ただ、HeimVision HM311のように単体の機器だけで完結出来ない機種でも、RTSPとSynologyを利用することで本来やりたい監視が出来るので、NASは購入していても損は無いと思いますね。NASは他にも共用で利用できるので。

最後に動体検知の動作検証と保存されたかを確認します。メニューから「録画」をクリック。ここに動画が保存されているかを確認し、問題なければ作業終了です。検知動画が保存されていなければ、ライブビューから警告→管理でアラート設定を見直して、ちゃんとデータが保存されることを確認します。


Real Time Streaming Protocol(リアルタイム・ストリーミング・プロトコル, 略称:RTSP)は IETF において標準化されたリアルタイム性のあるデータの配布 (ストリーミング) を制御するためのプロトコルであり、ストリーミングデータ自体の配信を行うためのプロトコルではない。1998 年 4 月にその最初の版が RFC 2326 として標準化されたが、様々な問題点があることが指摘され、改訂が続けられている。

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